読書

辻村深月(著)『子どもたちは夜と遊ぶ(上)(下)』を読む。 帯や背表紙を読むと主人公と呼べる人物が複数いるような感じを受けるが、主人公は間違いなく浅葱。 前作と同じような場面(関係性)があったり、真犯人(?)がちょっとあれだったりとあるが面…

辻村深月(著)『冷たい校舎の時は止まる』読み終わる。 面白かった。平日の3日間で上中下と一気に読み終えてしまった。 登場人物それぞれの描かれ方が非常に丁寧で、だからこそあの分量になってしまったと思うが。 枠組みとしてはミステリになるが、ミステ…

辻村深月(著)『冷たい校舎の時は止まる』を読み始める。 とりあえず今日中に(上)は読み終わる予定だが、(中)(下)を一気に読んでしまおうか、それとも週末にゆっくり読もうかで悩み中。

高田崇史(著)『パズル自由自在』を読む。 最近はすっかりワンピースにはまっていた関係で随分久しぶりの読書になってしまった。 相変わらず全くもって殺人事件は起きないが、そこがこのシリーズを好きな理由である。 さて、今回も短編集であるが、各編ごとの…

各務原氏の逆説 見えない人影

昨日読んだ、作者は氷川透。 内容は、サッカーをネタにした推理小説。まさしく俺仕様。 野球を絡めての「視野の広さ」と「集中力」の話しは良かった。 将棋を絡めての「数的優位」の話しも考慮に入れると、ミステリの体裁をとりながらサッカーについて書きた…

古処誠二作『未完成』を読む。 久しぶりにヒット。 色恋の話しが全くといっていいほど出てこないのが良い、登場人物の9割は男性だし。 更に人が殺されない点もグッド。短編のミステリではよくあるが、長編だとなかなかないから。

探偵伯爵と僕

暇だったので図書館で本を借りてきて読んだ。 最後の1ページでちょっと唸らされた。 子供向け(?)だと思うんだけど面白かった。 会話文はいかにも森博嗣って感じだった。

葉桜の季節に君を想うということ

今日買ってきて今日読んでしまった。 正確には天皇賞前に買ってきて天皇賞後に読んだ。 面白かった。おかげで天皇賞のことは忘れることが出来た(嘘)。 ある部分(過去の探偵修行時代)は予想通りで、ある部分(今)は可能性を思うことすらしなかった。 そ…

ロス・マクドナルド作。ハードボイルドは滅多に読まないが、数少ない読んだ作品。これが意外に面白かった。

赤川次郎

昭和50年代60年代の赤川次郎さんは凄いと思う。「悪の華」なんかも良い。推理ものなんかも良いのだが、ホラーものはもっと良い。怖くて未だに読み返せないくらいである。

読書の秋というわけではないが9月に入って読書再開。8月は1冊も読んでなかった。 今月読んだのは、森博嗣さんの「迷宮百年の睡魔」「Φは壊れたね」関口涙さんの「蜜の森の凍える女神」「七人の迷える騎士」で+有栖川有栖さんの本を2、3冊読み返したり…

氷川透

おバカな僕はデビュー作の真犯人が未だにわからない。

関田涙

で、下呂旅行中に1ヶ月前から読みかけで放っておいた森博嗣の「迷宮百年の睡魔」を読み終わった後に、あらかじめ出発前に用意しておいた「蜜の森の凍える女神」を読む。 出発前に本屋に寄って直感で選んだ本なんだけど、いい意味で新本格を思い出させてくれ…

歌野晶午

実はここ5、6年の作品はほとんど読んでない。Rommyくらいまでは結構熱心に読んでいたのだが。そのうち何冊か一気に読もうと思っている。いるんだけど、図書館にも近くの書店にもなかなか置いてない。取り寄せてまで、とは考えていないので、さてどうしたも…

綾辻行人

主に館シリーズが有名であるが、霧越邸はそのシリーズの作品ではない。 が、自分の中では1番好きな作品。まぁ、世間でも1番評価されてる作品なんだけど。 今更、感想なんてものはないのだが、近々、館シリーズの新作が久しぶりに発表されるようで。 そんな…

有栖川有栖

火村英夫シリーズと江神先輩シリーズがあるが、自分の好みとしては江神シリーズである。 が、簡単に見えるが心に引っかかる言葉と言うものはあるもので、それがあるのは火村シリーズのほうである。 「俺も本気で人を殺したいと思ったことがあるからさ」(正…