CL レアルマドリード対ローマ

代休消化で午後から休みだったので録画しておいたレアルマドリード対ローマの試合を見る。
ネットとかで結果をチェックせずに見たのでレアル寄りの自分としては、素敵なエンターテイメントを見た感じ。
前半の36分まではイライラしてたけど。
レアルの勝因は後半思い切ってベッカムを右の上がり目にしてセラーデスの1ボランチにしたところなのかなぁ。レアルが怒涛の攻めを見せだしてローマはほとんどボール持てなくなって、レアルが前半より更に押し上げた関係かセカンドボールを9割近くレアルが拾ってた。
リズムを取り戻した時のレアルはホント凄いなぁ。
得点シーンもまぁ微妙なものがいくつか。
ローマの先制点、微妙、審判によってはオフサイドかも。でも、得点と認められても仕方ないか。レアルにまた嫌な雰囲気が。
ローマの2点目、あれは素人から見るとオフサイドに見えるんだけどなぁ。トッティがパスを出す瞬間にカッサーノはパスの方向にオフサイドポジションでいたように見えるからいくらその後戻ってのプレーだって駄目だと思う。レアルに、もう駄目かもの雰囲気が。ただ救いは、まだ前半20分だったこと。逆にローマは結果論だけど点を取る時間帯が早すぎた。
レアルの1点目、ファウルを取るならジダンの反スローじゃなくてロベカルのハンドだと思うけど。まぁ、ジダンがボールを投げた位置や顔の表情からするとジダンスローインの意思はなかったと思う。だから後は審判がどう判断するか次第。得点シーン自体はラウールがよく足を伸ばしたなぁ、と。まだレアルの1点ビハインドだがこれで試合の雰囲気がイーブンっぽく。
レアルの2点目、ファウルをしたパヌッチも受けたラウールも見ている観客も、その瞬間は誰が何のファールをしたか全くわかってないように見えたけど。レアルサイドから見て明らかに儲けた感じのPK。これでスコアはイーブンながら雰囲気としては完全にレアルのものに。
レアルの3点目、この試合5点目にして初めてすっきりした形で入った得点。確か後半の20分くらいだったと思うんだけど、この頃になるとローマはボールに触ることさえ出来ない雰囲気。
レアルの4点目、試合を決定付けたロベカルのミドル。シュートに至るまでの過程でパスがひょいひょい繋がっていた。えーと、確か後半30分台だったと思うけど、雰囲気としては、4点目はいつ決まるんだろうって感じの中だった。
で、レアルが4点目を決めて以降、本物のトリカゴを見た。ポンポンポンポンとパスを回しキープ、そしてまたパス。凄いのが、それを見てもタルイと感じないところ。前半の負けてる時間帯のほうがよっぽどダラダラとボール回してるように見えたんですが?
レモン新監督、采配と選手交代に、その時間帯にどうしたいのかの意思が見えた。攻めに行く時はキッチリ攻撃的選手を増やし、守る時は守備的選手を入れる、と言う当たり前の監督業をこなしていた。どっかの代表見慣れると、これだけで感動。
ベッカムは闘志溢れるプレーを見せフィーゴは切れていた。ジダンは肩の痛みでバランスを崩しながらもプレーを続けラウールは復活を遂げた。ただ、ロナウドが・・・。